こどもたちは成長過程の段階にあるため、
いろいろな病気にかかりやすいものです。
お子様の健康管理は、普段の生活のなかでしっかりと行ってあげてください
朝晩の寒暖差も出てきて、インフルエンザを始めとする様々な感染症が流行し始める季節となりました。
感染予防の基本は、『手洗い』と『うがい』です。
何気なく毎日行っていることですが、皆さんは正しくできていますか?
保育園でも幼児クラスを対象に<うがい指導>を行いました。
うがいには、〝ぶくぶくうがい〟と〝がらがらうがい〟の2つがあります。
①ぶくぶくうがい⇒水を口の中に含み、水を左右交互にぶくぶく動かして吐き出す。
(歯磨き後によくするうがい)
②がらがらうがい⇒水を口に含み、真上を向いて少し口を開け、「あ~」と声を出すようにする。その後水を吐き出す。
(こうすることで、喉の奥まで水が届き、喉についたウイルス等を洗い流すことができると言われています。)
当たり前にできると思われますが、上手にできるようになるまでには、練習が必要です。
特にがらがらうがいは、水を口に含んで真上を向いてするため、恐怖感もあり、年少組ではできない子が数人いました。口に含む水の量も、少なすぎては十分にうがいができず、多すぎると口から溢れてしまいます。
おすすめなのは、お風呂に入った時に練習することです。失敗して水が口から溢れてしまっても、服が濡れる事を気にすることなく練習できます。是非、ご家族そろって実践してみてください。
☆咳エチケットしていますか?☆
私たちが咳をすると、ウイルスの入ったツバはどのくらい飛ぶかを知っていますか?
約3mも飛びます。くしゃみでは約5m、普通に会話をしているだけでも約1mも飛んでいると言われています。
風邪の引いている人が、マスクをせずに咳やくしゃみをしたらどうでしょう?あっという間に周りにいる人は感染してしまいますね。
咳・くしゃみが出る時は、マスクを着用するようにしましょう。マスクを着用していない時に咳やくしゃみが出そうになったら、ハンカチやティッシュで口を覆いましょう。素手で覆った場合は、手にウイルスが付着していますので、きちんと手洗いをすることが大切です。
『手洗い』と『うがい』をしっかりすること、早寝早起きをして十分な睡眠をとること、栄養バランスの良い食事を摂ること、元気に身体を動かすこと、この5つを守って、感染症に負けない元気な身体作りを心掛けましょう。