
こどもたちは成長過程の段階にあるため、いろいろな病気にかかりやすいものです。
お子様の健康管理は、普段の生活のなかでしっかりと行ってあげてください
寒い日が多くなりました。インフルエンザ、感染性胃腸炎など冬場には多くの感染症が子ども達の間で流行します。うがい・手洗いは感染症予防の基本です。きちんとした手洗い・うがいはできてきますか?この機会に見直してみましょう。
こんなことしていませんか?
□指先だけ手洗い
□水だけで洗う
□手を洗わない
□洗った後、手を拭かない
□洗った後、洋服や髪の毛で手を拭く
石鹸を使って手を洗いましょう!
私たちの手には、目に見えない色々な菌がついています。また、手を介して、口や鼻から体の中に細菌が入り込み、風邪やインフルエンザなどの病気にかかることもあります。
「2人に1人は“したふり手洗い”」これは手洗い実態調査の結果です。指先を軽く濡らすだけ、水でぱっと洗うだけ・・・誰しも心当たりのある手の洗い方ではないでしょうか?しかしこれでは風邪を始めとする感染症予防には不十分です。石鹸を使って正しく手を洗うことは、自分で取り組む事ができる感染症の予防に有効な方法の一つです。手洗いは、一番身近なワクチンといってもよいかもしれませんね。
★6か所を20秒かけて洗いましょう★
正しい手洗いでは、石鹸を使い、①手のひら ②手の甲 ③指の間 ④爪 ⑤親指の周り ⑥手首を20秒かけて洗い、水で泡を流し、きれいなタオルやハンカチで拭きましょう。洗い残しがちなのは、親指の周りや手首、指の間などで、シワやくぼみの部分にも汚れは溜まりやすいので注意して洗いましょう。
ブクブク・ガラガラうがいでウイルスや細菌を洗い流しましょう!
口の中や喉についたウイルスを排除するのがうがいの役目です。まずは口に水を含みそのままブクブクを口の中をゆすいで捨てます。次にもう一度口に水を含み、上を向いて、喉の奥に水が入るようにガラガラとうがいをします。これを数回繰り返しましょう。
うがいに使うのは水道水で十分で薬は必要ないと言われています。水で口や喉についたウイルスなどの「汚れ」を洗い流す感覚です。
うがい薬は喉の痛みなどがある時に使いましょう。普段から使用すると薬によって粘膜がかえって荒れてしまったり、粘膜面の免疫の働きが壊れてしまうこともあります。