
お子さんにとって“食べるということ”は成長過程において
健康な体を作ってゆくための非常に重要な行動です。
保育園では、栄養バランスや噛むことを意識した食事を与えておりますが、
ご家庭でもしっかりとした食生活のコントロールをすることが大切です。
9月1日は防災の日です。
保育園でも避難訓練を月に1度実施しています。災害はいつ起こるかわかりません。最近は、家庭での食料品や生活必需品の備蓄については、日常使用しているものを日頃から少し多めに備え、使用したら買い足すことで災害時に役立てようとする「ローリングストック法」の考え方(日常備蓄)が提唱されています。給食でも「先入れ先出し」で食材の在庫管理をしていますが、その方法によく似ています。とくに食料品は、期限が切れる前にむだなく回転できるといいですよね。
私たちの園では9月に避難訓練の一環としてひきとり訓練を行っています。当日のお昼とおやつには防災食を提供しています。
お昼にはお湯やお水で食べられるようになるアルファ米をおやつにはビスコを食べます。年に1回ですが子どもたちにとっても私たちにとっても、いい経験となっています。
そこで今回は備蓄に向いている食品をご紹介します。
水・・・年齢や体系にもよりますが、成人で1日2.5Lとされています。
野菜ジュース・・・ジュースで野菜不足を少しでも解消。冷凍保存することで保冷剤代わりにも使えます。
チーズ・かまぼこ・・・チーズには鉄分やカルシウムが豊富です。どちらにも良質なたんぱく質が含まれています。いずれも加熱せずに食べられます。
菓子類・・・個包装のものがお勧めです。せんべいなどの米菓子は栄養も豊富です。
他には乾燥させた果物や野菜チップスも役に立ちます。
災害はいつ起こるか分かりません。備えあれば憂いなしという言葉もあります。この機会に一度ご家庭の備蓄食品の検討や見直しをするのもいい機会になるかと思います。